芸術新潮2025年8月号(7/25売)特集予定「白洲正子の眼」
2025.06.05
「芸術新潮」創刊400号記念(1983年4月)号では、「日本の百宝」と題し、審美眼に優れた随筆家として知られる白洲正子さんが「これぞ!」と選んだ日本の宝物101点が紹介しました。
選ばれた宝物は、法隆寺夢殿の救世観音や平等院鳳凰堂、志野茶碗「卯花墻」など、仏像、お寺、茶碗、絵巻物など多岐にわたります。白洲さんは、なぜこれらの宝物を選んだのでしょうか?
今回の特集では、若い頃から白洲さんを敬愛し、共に旅をしたこともある国文学者の青山恵介さんが、その謎を解き明かします。青山さんが実際に白洲さんと旅をした時の思い出やエピソードを交えながら、それぞれの宝物が生まれた背景や魅力、そして白洲さん独自のものの見方や美を見抜く力について、わかりやすい言葉で解説してくれます。
白洲正子さんの選び抜いた「日本の百宝」を通して、日本の美の奥深さに迫ります。